子供の頃、シャボン玉を吹くのが好きで親によく買ってもらっていた
小さい虹色のシャボンがいっぱい空を舞うように吹いていってパチパチと弾けるまで、どこまで粘れるんだろうかと、その時を期待していた幼くて可愛い自分が過去の記憶にいる
この歳になって不規則な生活で起きる時間は大体いつも正午過ぎか手前か、もしくは夕方前に起きるという自堕落な人間になってしまってシャボン玉の頃の自分を失いかけているらしい
子供の頃、ひとり遊びが好きで外に出て野の花積んだり、草とか木とかに囲まれて楽しんでたアルプスの少女ハイジのような可愛い子供時代のわたし
よくおばあちゃんとタンポポの葉っぱとかつくしとかを詰みに2人でグラウンド場の周りをうろうろして回ってみたり
なんでかって、おばあちゃんの知恵袋でタンポポの葉っぱとかつくしは食べれるって聞いていたから
家ではその草や葉っぱたちをチヂミに混ぜて焼いて食べる習慣があった(過去形)
今じゃ、公園も減って遅起きのわたしは外に出ることも緑に触れることも減ってしまった
でもたまに、今日みたいに珍しく早起きしたり、ベランダで朝日浴びてるとシャボン玉の頃の記憶を思い出す
ーああ、今ここでシャボン玉を吹けたら完璧な朝だなー
って。
それで今日は外に出てみたくなった
猫と触れ合って、ブランコして、地べたに座ってアスファルトとの間から生命力を発揮している可愛い草花たちに会いに行きたくなった
忘れたくない子供心
朝はシャボン玉の思い出
…シャボン玉作ってみようかな