色素沈着,淡い色日記

日常の一言二言が溢れ出て収まらなくなったのでブログ化しました

宗教2世について

25日の東京での先行上映には行けず「路上のルカ」は観れなかったけど、 キリエのうたを通して、NHKを通して 宗教2世について思い返して考えた 私も言ってしまえば、宗教2世だ 自分で言うのもなんだか違うと思って口封じしていた 親が教会を愛しているだけで…

純白だった頃

まだ、こんなにも自分のことも世の中も知らずに無垢だった頃の私へ 当時の私の中の世界はひたすら箱入り水槽の中の魚のような車の中だった 何も知らないから 何も知らなくて良かった歳だった 親が夫婦喧嘩をしていても どこか旅行か教会に向かう先でも 当時…

死体

プカプカ浮いている死体がキレイだ 私の体は貼り付いている垢の重さでまだ底に沈んでる 早く身軽になりたいけど 諦めることもなかなかできなくて私利私欲で固まった体は重くて身動きが取れない 底から死体を見上げてる 日差しに照らされて死体がキレイだ 私…

色褪せる

忘れていゆく ひとつみっつ あの子も今頃どこにいたって 私からさえ忘れられている 砂埃に小さなキラキラした欠片の幸せがなんでもない、ただの砂に見える 平凡な日常が私の中で歪んで色褪せて薄まる そんな時に思い出す君の笑顔が眩しくて泣けてくる その感…

相変わらず、このブログは気持ち悪い

からくり仕込んで 私は無傷 そんな訳ないってことくらい後になって知る 今日のあと魔はどこから差したんたんだ? 僕に幾度に恋焦がれ自惚れ ただそのように幸せに溺れて行く 深いところまで行ったら 自分のからくりに落ち気付いたら傷まみれさ それを年中繰…

痛みを伴う

あなたは私じゃない 私もあなたじゃない 同じ場所にいても 互いに違う 私の好きな音楽 あなたからしたら興味すらない あなたの好きな映画 私からしたら興味すら持てない それでも互いに求めあってた時間だけがある それは体か、心か、時間か 意味を追求して…

まだ大丈夫

まだ大丈夫 まだ大丈夫だ、きっと 心が疎くなってしまったせいで体を酷使するようになった お腹が少しでも空いたら赤ちゃんみたいにキレる 眠気にも勝てなくてバス停で失神したり バスの中で女子高校生に鬱陶しくもたれかかって寝ちゃって後ろのおばちゃんに…

エンドレス

君はどこにいるの 僕と出会った時は干からびて死にかけていた たまに見かける君は今じゃまた痩せ細ってる また居場所を失ってさ迷っているの? 去年の夏終わり、僕は君と出会ってとても嬉しかった 僕なんかでも良い人になれるチャンスを与えてくれた君に感謝…

海の底にいる

水中の水圧 たくさんのアメンボたちが水上で泳いで今を必死に生きている とても器用にスイスイ移動しながら泳いでいるよ、と言わんばかりに空を眺めている 海水の底でウミガメは陸に上がることは稀にあっても、安定はやっぱり深い水圧で息をしている 水圧が…

呼吸をするために

焦りってどこから来るんだっけ 頭皮でも揉んどけ 思考停止は物理的に 思考が止まれば焦りも止まる? 体は付録なはずなのに 体が全部みたいだ 気持ちの話をずっとずっと前からしているのにな この体の使い道は見えないものが成長できるなら何だっていいよ

醜いけど今は

綺麗なものに縛られていた 綺麗なものが全てだとどこかで思っていた いや、そうであってほしいと信じていたみたい 世の中、こうであってほしい事がありすぎて生きにくいよ その通りいければいいけどさ 本に書いてあるように綺麗に美しくにはならない みんな…

一、二、三

また蒸し蒸しと暑い時期が来てしまって 直射日光と地面からの輻射にサンドになったまま 今の時期、死なないように体内液を循環させながら必死に細胞再形成中 どこかでは死体が一、二、三と焼けて腐っている 鼻を突き刺すその臭いが必死にさっきまで生きてい…