色素沈着,淡い色日記

日常の一言二言が溢れ出て収まらなくなったのでブログ化しました

ノート#夏3ー東京編ー

人生2度目に東京に遊びに行った

楽しい思い出にしたい気持ちと、ひとりで土地勘のないわたしが大都会に行くのはとても度胸いった

 

とにかく良い思い出にしたかったから人前でたくさん笑った

でもあまりにも違和感を覚える程ニコニコしてたから

これは偽った自分なのか、本当の自分なのか、

瞬時瞬時に気持ちが揺れるから

途中から最後まで自分の気持ちが麻痺して無頓着になってた

 

余談だけど、ここまで来ると

東京の友人と言える人が何も言わないからその人について何も分からなかった

 

でも、実際は最後に気付いたけど

わたしが誰よりも「分からない」やつになってた

自分こそ、その人より自分の気持ちが分からないやつだ…

 

どうして突拍子良く普段なら絶対しない旅をしようと思ったのか

どうして今目の前にいる人を置いて全く関係ない人のことを今思いだすのか

 

そしてどうして、その思い出した感情に浸れるのか

その全てが、自分という存在の境地をグラグラさせて余計分からなくさせる

 

 

自分の深層心理とかいうやつに意味不明過ぎて寝るのが怖かった

寝て起きたら朝を迎える、そしてその不条理な環境に合わせてまた偽らなければならない自分を形成させる

それがとてつもなく怖くて。

 

…せっかく東京に来たのに何やってんだろ…

 

本当に大人気ない自分にガッカリする

 

 

東京に来て思って知ったことー

「人を大事にできなかった」

それだけはハッキリと自覚した

それ以外が何もかも分からなさすぎて悲しくなった

 

東京の高いビルも

たくさんの人々も

初めてのスカイツリーに登ったときも

久しぶりに会った友達も

 

良かった思い出作りに行ったはずなのに

体調が悪すぎて楽しかったことが鮮明に思い出せない

むしろ環境の変化に体が適応しなくて体調壊し死にかけた

 

ただ体で感じたのは

猛暑でむしむしと暑い、

立っているだけでクラクラする地下鉄沿いと

それに反する自立したい大人たちの「関わらないで」と言わんばかりの冷たいオーラをひしひしと感じた

みんな歩くのが早くてノロマのわたしは走らないと追いつかない…住む世界が違う遠い存在だと感じてしまった

 

その時、客観視して今の自分はどんな顔をしていて、それを相手はどう感じ取って目に映っているんだろうか…と無意識に自覚させられた

それも怖かった

きっと現実と向き合わなければならない義務に強制的に振る舞わないといけない気がして…

建前を上手く作れないわたしはここでは生活するには厳しい世界だと認識した

 

結局、東京を発つ最後の日は

力が抜けてしまって帰っても何もできない気がして、自分の無力さを思い知った

 

ー逆に言うと何も知らんくせ、東京の人はわたしより未来に焦点を当てて真っ直ぐな感じがカッコ良かった(何偉そうに...)

 

わたしは自分で思っているより「いい人」ではないのかもしれない

それが飛行機の中でもずっと頭を過った

 

人を知るということは怖いことだ、今でも尚

その世界観を知って飛び込むことだから

わたしにはそんな勇気と自信がなかった

 

それだも有余った勇気を絞り出してここに来て良かったと思うことで

最初から最後まで笑顔でバイバイしたかった

 

 

 

あまりにも伝わらない抽象的な文章で、自分でも訳分からなくてごめんなさいです。

 

 

 

振り返り繰り返し、

今住んでいるこの田舎よりも人の多い東京に行って知ったこと

人を「愛」することは簡単ではなかったです

 

人には自分に合った度量で生きていくという選択ができたらそれが最も生きやすい

 

わたしは田舎にいることでまず自分を少しだけだけど愛してあげることができる

それだけのことを長く書いてしまった

 

 

 

 

でもまた機会があるなら違う時期に東京行ってみたいな