色素沈着,淡い色日記

日常の一言二言が溢れ出て収まらなくなったのでブログ化しました

浸ってる

なんもないのに

そこから感じる、生きる

 

重なった瞬間

体感する心の温度と体の熱

 

漂うのは秋の風に吹かれてくる

失いかけた過去の自分の記憶

 

風と共に横断歩道のピコピコ音と

遠いタイヤが回る音

 

青のカーテンが風に揺れて

日が刺す光がひらひらとパチパチと横たわってるわたしの顔を照らす

まるで水族館にいるみたい

 

 

 

キリエのうた

今日から公開

 

夏至物語のアイナさんの横顔と立ち姿が

キレイで、まるでそこにいるような感覚を受けた

 

わたしみたいだな、と思いながら

わたしは違うか、とも思いながら

わたしは人にどう目に映っているんだろう

と想像して

 

 

今日公開だから観に行けたら

必ず体の記憶に残るはずだ

 

 

 

 

 

夏終わり

10月迎えたのもかなり前だというのに

さっきまでカレンダーは先月のままでした

 

もうハロウィンですか

時間が溶けるこの感覚が歳を取ったなと思いながら、若くて健康なのが一番ですね

と脳内でブツブツと騒がしい

 

 

この秋が終わって

こたつの時期が来たらまたわたしの脳は

薬の副作用でちょこまかと

記憶力と集中力が機能不全になっていくんだ

 

 

それでも

吹いてくる風が肌に触れるとき

生きてる実感がしていいね、って心の中でそう思う

 

 

こうやって浸ってるのは

本当に水族館の中にいるみたいで

わたしは中で横たわって鰓呼吸をしてる魚みたいだ

 

 

 

 

体が言うこと聞かなくても

心は自由よ

 

もう少しだけこのまま浸っていよう