信じていたかった
目に見えることで貴方は誇れるくらい堂々とできる人であることを
わたしが貴方の周りに非難を受けてきた日から
常に心は安定しなかった
そのためにも、貴方の周りが貴方を正当化しわたしを闇に陥れるまでしたのなら
あなたの正義というものを貫いて見せてほしかった
でなければ、わたしはただただー
悔しくて虚しい
憎しみはないが悲しくなる
どこかでそうであってほしいと願っていた
貴方が正しいのならそうなんだ、と腑に落ちれる
実際は貴方は正しくなったし
貴方を信じたわたしも間違っていた
元々、正義なんてものは存在しない
それでも大きく違うのは
目に見えないことだとしても
あの日、貴方に抱いたわたしの感情と訴えたい気持ちは間違いなどではなかったと
わたしの言動が受け入れなくとも、貴方に受け入れてもらえるように
貴方をわたしが受け入られるように最善を尽くした時間と体力と気持ちは踏み躙られていいものではなかったんだ
ーずっと気掛かりだった
貴方無しじゃわたしは生きていけないのは目に見えるけど
わたし無しでは貴方は生きていけるの?
とー
お互い心の支えにはなっていない
貴方は弱いわたしを踏み台にして生きている
わたしも貴方の現実的な要素で安定をなんとか維持して生きている
いつか貴方も自分と向き合わなければならない時がくる
それがわたしがいる時なのか、いない時なのかは分からない
その時は貴方は立ち直れなくなるんじゃないか…
貴方の弱さをわたしは知っている
今はわたしがスポンジのように貴方の邪悪な要素を吸っているだけかも
どこかで貴方を不憫に思っている自分がいる
そんな子供みたいな貴方に申し訳ないと思うよ
貴方のために願う
どうか、わたしがいなくても強く生きて。