生死の瞬間を見てしまったとき
わたしは絶対立ち止まる
助からないものでも
見て見ぬふりはできない
正義感とか
責任感とか
言うやつなのかもしれないけどー
どこかでは助からないって分かってるんだ
わたしができることは限りがあるから
無限大だったらいいのに
この混沌な地球じゃ難しい現実が恨めしいよ
それでもその子と約束をしたんだ
その子が安心して眠りに就けるようにだけは
側にいたい
見て見ぬふりができない
それだけ
何も特別なことでもなんでもない
ーただ
わたし自身を見ているみたいだから
放ってはおけない、それだけ
何もできない自分の不甲斐無さに悲しくなる
こんな思考自体が上から目線でなんでわたしは勝手に哀れんでるんだろう
同じ者同士
側にいさせて
わたしがあなたの隣にいたいの
(弱ってた猫ちゃん)
守るとか助けるとか無責任なことは言えない
それでも一緒にいたい