理想は常に胸の内にあって
揺るがない信念だ
そして、私の生きる生き甲斐ってやつだ
こうなりたい理想像が明確にハッキリとクッキリとしている
物心着いた頃からそれは一貫して今の私を形成していたみたいだ
それでも、現実は残酷で上を見上げた分
落下する時の重力の恐怖があって、地面では誰も私を支えてはくれはしない
この世に生まれて、そんなことばかり続いたせいかな
今は現在進行形の理想像が
たまに、過去形に変換されることがしばしば
いや、しょっちゅうその不安定の中で自分の信念というものもただの悪どいものに思えてくる
諦めは必然だ
自ら故の選択だ
…それでも、私は貫いて生きていきたいよ…
自分に賭けてみたいよ
私には何も無いからこそ、
ああなりたいし、こうもなりたい
分からないことばかりな世の中だ
愚かな私は私と言う名の人間を過剰評価して無理に答えを出そうとしては余計に拗れる
まだ人生を決めつけるには早い
したいこと全部やってみてから、それでも同じことを言えるか自分自身を試せばいい
今思っている理想像が思ったものじゃなかったら、その時に覆せばいい
私はまだこの世に何も残せていない