自分のことを説明するのは容易じゃない
説明する必要性は生きててそんなにないかもしれないけど、何故だか私の人生では多い気がする
自己紹介とはまた別の第二次試験のようなものと言えようか
誰を対象に試験してるのかは定かだ
貴方と向き合おうとしているのか、自分自身と向き合おうとしているのか
水面越しの直面反射のギリギリの手前まで来ると
ここで第三次試験が来る
残酷な人の核を突いて、先を見据えた理想と現実の挾間の答えを見出す
貴方は水の中に潜って生きていけますか?
私は海から陸に上がると息ができなくなってしまいます
こんな私と共に生きていくことは可能ですか?
可能だとしたら、どんな手段がありどんな工面をする必要があるのか粘り強く一緒に考えていくことができますか?
立ち向かう時に恐れと同時に逆車線
でもそれは勝手になる反射機能なようなもので、本当は逆車線に離れて行こうとする自己中でワガママな自分を引っ張って陸に連れて行ってほしいのだ
これが、きっと最終試験の答えなのだろうな
自分が何者だからこんなにも面倒臭い文を打っては上げているのか恥ずかしくなってくるよ
貴方に答えを求めると同時に罪悪感と自己嫌悪もある
最後は後者の2つに迫られて自分の心が折れそうになる
素直になれないから難しい言葉を使って浸っている
そうやって陸に上がっては時折、水面に潜ってプカプカと余裕を保ったらまた貴方の方へ陸に上がっては会いに行きたい
もう少しだけ早く時間が経ってくれればいいなと思う
今は息継ぎが苦しい時だから、早く心の大嵐は過ぎ去って穏やかな凪の海になることを願いながら今日も水面越しを見上げては静かな海の底で眠る
早く晴れたらいいな
波が落ち着いて晴れてきたら
一人ではまだ無理だから、地上を歩く練習を貴方と共にしたい