この間、図書館にてギリシャ神話に登場する女神たちの本を手に取って読んでいた
主に愛と美と性の女神、アフロディーテ(ヴィーナス)について何冊かパラパラ
憎めない男たらしだと言うのに、惹かれる美しさや文書からも想像しうる真っ直ぐで深い愛情を抱いている凛とした姿が頭から離れなかった
このブログの主人公はうちの血統種付きの飼い猫の〝アドニス〟な訳で、
そのアドニスについて知りたくて図書館に行ったもの、アドニスの深掘りはほぼなく関わりのある女神のヴィーナスの誕生のあのヴィーナスの話ばかり記されていた
ヴィーナス曰く、アフロディーテに恋い慕う者や嫉妬、憧れ的存在が一連として女神像に彼女以外にいるのだろうか、という気持ちにまでさせられた
わたしの抱く女神像がおかしいのかどうなのか、
それはさておき、生々しく儚い生き様からとても人間らしさを感じ生と死の流れの行き着くストーリーが現代でも渡る〝ラブストーリー〟の原本になっている姿が輝かしく憧れてしまう程だ
無邪気で顧みない大胆な行い
それでもとても自然体で素直な女神様に腹が立っても一生は憎みたくても憎めない愛らしさが独特な感性を書物にしてまでも現に受け継いでいる
そんな人になりたい理想はないが
そのような素直さは憧れの対象になっていいなとも思えた
一言でいうなら他の神々とは一線違う次元に存在する〝特別〟感が羨ましかった
現実ではできないリスクを甘んじて貫く姿は、時に光として目に映るな、と知った